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くらげ男の日々

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04/01/00:06  表参道の「Let's go!」

 
表参道に歩いている若い人たちを眺めるのは結構楽しい。彼らは思い思いのファッションで、胸を張って街を歩いているように見える。
 
表参道周辺には小さなかわいいお店が無数といっていいほどあるが、そのどれもがちょっと気軽には入りづらく見える。しかし、彼らの多くは臆することなくそんなお店にも堂々と入っていく。
自分の若い頃と比べるとなんと堂々としている事だろうか、とため息をつくくらい。
 
そんな表参道で見かけた光景。2つ。
 
20歳くらいの女の子2人が、小さなお店のショーウィンドーを覗いていた。
 
それは、洋服を売る店なのか、アクセサリーがメインなのか、もしかしたら別の何かを売るお店なのか、ショーウィンドーのディスプレーを見ただけでは分からない、ちょっと不思議なお店。
 
2人はしばらくショーウィンドーを眺めたり、暗いお店の中を覗いて中の様子を探るようにしていたが、やがて意を決したかのようにお互いの顔を見合わせ、コクッと小さくうなずきあうと、微笑みながらそのお店に入っていった。
 
彼女らはこの街でこんな小さな冒険を繰り返して休日1日を過ごしているのだろうか?
そう思うと、その姿はとてもすがすがしく、ステキに映った。
 
明治通り沿いにあった幼児向けのおもちゃ屋さん。
ここのお店のショーウィンドーには、グリーン、ブルー、など鮮やかな原色のおもちゃがいっぱい置いてあって、とってもお面白そうだった。小物も置いてあるみたい。
渋谷の方から歩いてきた青い目をした外人のおじいさんが、このお店の前に立ち止まり「cute!」と小さな声で呟いてお店の外から眺めだした。興味津々のようだったが幼児向けのお店のようなので自分が入るところではないと思ったのだろうか、入ろうとはしなかった。
 
その時、おじいさんと一緒に歩いていた30歳くらいの日本人の女の人がそんなおじいさんの気持ちを察したのだろうか?おじいさんに微笑みながらやさしく「Let’ go!」と言って、おじいさんの腕を引いてお店のなかに入っていった。
 
その時のちょっと困ったような、それでいてなんだかとてもうれしそうな、おじいさんの顔。
 
流行に影響されず自分の好きな服を身にまとい、自分の心に何かしら訴えかけるものがあれば、臆することなくお店に入って行く彼ら。

彼らはまるでこの街の冒険者のよう。そしてこの街にはそんな冒険者たちがあふれている。
 
それ以来、横浜などで散歩していて、なんだか入りづらいお店を前にして入ろうかよそうか迷っている時や、ここからさらに歩いて行こうかどうか迷っている時などにこの表参道で見た光景を思い出す。
 
そして心の中で「Let’s go!」と呟いてみる。(ひとりだけど・・)
そうすると迷っている自分の背中を誰かが押してくれるような気がして。
 
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